無料とクジとおトク感

近所の小学校のお祭りに子供連れて行ってみた。

子供はジュース無料でもらえるとのことで行ってみたら長蛇の列。とにかくアイスでもなく「ジュースほしい」というので長時間並んだ。

さらにクジで商品がもらえるというので遅くまで待っていた。が、最後の最後で子供がトイレに行きたいと言い出して結果聞けず。恐らくいずれにしても当たってはいないと思われるが。

 

並びながら、待ちながら、考えていたこと。

なぜこんなに「無料(タダ)」と「抽選(当たり)」が人を惹きつけるのか、と。

ジュースなんて100円出せばいいのに。

抽選なんて長く待っていたところで当たる確率それ程高くないし、きっと大した賞品ではないんだろうし。

 

きっとみんなおトクなものが好きなんだろう。

おトク感。

ショボくてもちょっぴりでもトクしたという感覚がウケる。

 

メルカリやラクマでは値切らないと損と思っている人が多い。値切りに対応できるように高めの価格設定にしよう、とアドバイスされていたりする。

値切ったからおトク?

気分良く買い物できた成功体験?

 

ものを売るのは体験を売ることでもあるんだろうな。