建築士って、マルチタレントすぎ?
建築家というお仕事はかっこよすぎる。
家に関する本を色々読み漁り、WEBサイトを徘徊している。
建築士と一言で言っても領域も得意分野も様々だろうけど。
私から見て何よりかっこいいのは「絵を描ける」こと。
さらっとパース図を描いてみたり。著書の挿絵がキュートだったりする。
いいな、いいな、あんな風に絵を描けたらいいな。
右脳だけでなく左脳も。
もちろん構造計算したりするし、基本的に「数字に強い」。
3次元を考える空間把握ができる。
資格とるには法律も押さえないといけない。
建築の確認申請するには細かい事務処理も必要となる。
土地や環境を読み取る力も求められる。
監理で現地に行き現場指示もする必要あり。
新建材やら新設備やら新技術やら山のように出てくるから、日々勉強し続けないといけない。
インテリアや美術的なセンスも求められる。
そして何より。人とコミュニケーションをとれないといけない。
フツーの接客というレベルでなく。
施主の求めるものを吸い上げる、膨らませる、カタチにするということ。
これはとても難易度が高いように思われる。
家というのは暮らし方により千差万別。
つまりは生き方そのもの。
となると、それを汲み取るのは人生のコンサルタント的なワザではないのか。
全てにおいて万能な人は稀有だろうが。
それでもやっぱり文武両道じゃなくて文理芸交マルチタレント。
すごいなぁ。
しかし。
この業界にブラック企業なんて言葉はない、とある建築士が言っていた。
もれなくブラックだから。